初めての沢登りへ行ってきました。
テカポさんからのお誘いを受けて、初めての沢登りへ。
とりあえず、最低限の装備ということで、ヘルメット、沢靴、スリング、エイト環などを揃えて準備は万端に。
日曜の早朝から歩き始めるということで、土曜の夜から大台ケ原付近にて前泊。
ご一緒させていただく、テカポさんをはじめ、初めましての、ゆずさん、ゆうさん、ルーシーさん、ゆっちさんにご挨拶。
前泊地にて、乾杯!とお酒を酌み交わせば、話にも花が咲き、美味しいお酒を楽しむ事が出来ました。
ちなみに、今回は初めての車中泊。
後ろの座席をフルフラットにして、ラゲッジスペースと合わせて、ボルダーマットを広げれば、簡易ベッドになる!
と、気付いてから早一年強。
やっと実践できました。
で、寝心地は微妙。。
でも、車内ですべて済ませれる手軽さは◎。
これ、寝心地とか、テーブルとか、着替えやすさとか、こだわったら危険な事になりそうですね。
でも、寝心地は、もう少し改善させたいな。
とか、言いつつ、ぐっすり眠った夜。
5時に起きて、準備&朝ご飯などを済ませて出発し、大台ケ原の駐車場に到着したのは7時頃。
風が強く、驚きの寒さで、不安が募る。
準備万端にて7時半頃に出発
登山道に入ると、風が遮られて寒さは和らいだ、というか、下ってるのに、すごい湿気で、すでに暑い。
20分程で、シオカラ谷の吊り橋に到着し、帰りは、ここから帰ってくるんだよーと、教えてもらいながら、橋も越えてさらに下る。
そして、噂の激下り
この下り道、現在は一般の登山道じゃないので、要注意。
地図や磁石、わずかな踏み後などを頼りに、2時間ほどで標高500m程下ります。
藪漕ぎ、沢に出る直前の滑りやすい斜面、それでも、たまに見える壮大な滝の風景やら、色んな要素がありました。
とりあえず、正直、この下りでめっちゃ疲れた。
すでに、クタクタ感がありつつも、谷の出合に到着して、沢登り準備開始。
準備中、目の前には迫力のある西ノ滝がドーン
ハーネス、ヘルメットを装着し、沢靴はいて、カラビナやスリングなんかをジャラジャラと腰元にぶら下げると、それだけでテンション上がる。
特に腰元のジャラジャラは、効果絶大。
不安も大きかったけど、これに乗じて気合いで行くしかない!
と思ったけど、いきなりどこ登るの??というスタートやった
でも、一歩踏み出したら、ビックリする位に足が滑らない。
沢靴、万歳!
こんなに、すべらんの!?
濡れた岩でも、ガンガン止まる。
まさにハイフリクション!!
めっちゃおもろい!
ボルダーちっくな岩もあって楽しい
不安のある箇所は、先行してくれてるテカポさんがロープやスリングを垂らしてくれたり、ホーリーがホールドを指示してくれたりで、安心して進めました。
冷たい滝を抜けて行く箇所もあり
スリリングな場所もあり
股の間を勢い良く沢が流れるムーブがめっちゃ怖かった。
そして、まだ、元気な頃。
ということで、完全にテカポさん、ゆずさんにルートファインディングをお任せして、進むだけの私。
それでも、アップダウンも激しく、どんどん消耗していく体力、巻き道の落石の不安や、足下の不安定さ、寒さなどがボディーブローのように効いてきて中盤からは足を進めるだけで精一杯に。
体が冷えるのが怖くて、岩にへばりつきながら進むシーンも。
体力が低下していくごとに、集中力も低下し、最初は滑らない!と豪語してた沢靴のことを信用できなくなってくる。
全身から疲れてるオーラが・・
そうなると、怖くて前に進めない箇所もあったりして、皆さんにアドバイスしていただきながら、へっぴり腰で進むのでありました。
最後のナメ滝周辺は、のんびり歩ける場所でとても気持ち良かった。
そして、このきれいな景色がわたしを蘇らせる
ナメ滝周辺では、ゆずさん、ゆうさん、ゆっちさんが泳いでた。。
笑ってるけど、心臓止まるくらい、水冷たいんやで
うーん、みんな凄いわ。
わたしは、もう少し暖かい日に挑戦します。
という感じで、5時間近くの沢登りも終焉に、ようやくゴール地点の吊り橋へ帰還したのでした。
そこから、駐車場までの30分程の登山道の登りもきつかった。
車に到着した時は、思わず「帰ってきたー!」と喜んだものでした。
写真、最初はちょこちょこ撮ってたのですが、途中からは完全に撮影放棄。
しかも、撮ってた写真も、後で見たらほとんどブレブレ。
テカポさん、ゆずさん、ゆうさんから送っていただいた写真が、とってもキレイで驚きました。
今回は、テカポさん、ゆずさんの献身的なサポートで私も大きな怪我なく登り通す事ができました。
本当に、ありがとうございました。
そして、ゆうさん、ルーシーさん、ゆっちさんの、沢を楽しみ、ガンガン進む感じも、すごく勉強になりました。
私も、もう少しビビらずに、一歩を出せる勇気を持たねば。
ホーリーは、最後の方は集中力が途切れてたようですが、自力でガンガン登ってました。
沢登りに関しては、もっと難しいルートなら別かと思うけど、今回歩いた沢に関しては、クライミング力があれば、お得ではあると思うけど、それ以前に、ルートファインディングや体力、持久力の部分で、山登りの要素が大きい気がします。
瞬発系のボルダー中心の我が家には、体力的にも、なかなか厳しい行程ではありましたが、楽しかったです。
次は、もう少し暑い日に、ガンガン水に浸かりながら、歩いてみたいもんです。
今回、ご一緒していただきました皆さん、本当にありがとうございました!
是非、またよろしくお願いします!
おわり
デビューはスリリング?
お疲れ様でした。
最初抱いていた想いと、実際に沢を登ってみてどうでした?
普通の山歩きとは全く違った世界がそこにはありましたでしょうか。
一瞬たりとも気を抜けないけれど、テンションが下がってしまうと一気に恐怖心が襲ってきたりするけれど、
沢の楽しさを知ってしまうと、やっぱりやめられません。次に出会う滝はどんな滝だろうと思ってしまうと、また沢へと想いが募ってきます。
今度は暑い夏に、ザブザブと行きましょう~!!
Unknown
お久しぶりです。遠くて深ーいところに連れて行ってもらったんですね。激下り2時間かぁ。大変そう(^_^;)
コメントありがとうございます!
tekapoさん
お疲れさまでした!!
ほんとに、準備期間から当日まで、本当にお世話になりました!
弱腰の相談にも、しっかり乗っていただき、的確なアドバイスもいただけて、本当に助かりました。
そして、行って良かった!><
本当に、楽しい一日になったので、行くと決めて良かったとつくづく思いました。
なかなか気の抜けない時間が続いたときは、心が折れそうになりましたが、それでも、今思い出せば楽しかったなぁという思い出ばかりです。^^
ほんと、今度はジャブジャブいきますよー!!
ほんとに、ありがとうございました!また、よろしくお願いします!
kappaさん
お久しぶりです!!
お元気でしょうか?
そうそう、遠くて、深ーいところに連れて行ってもらいました!
最初の下り2時間で、足がやられました。^^;
でも、めっちゃ楽しかったですよー!
また、機会がございましたら、ご一緒してください!
Unknown
沢登りデビューおめでとうございます♪
2時間の下りは大変そうだけど、とっても素敵な沢ですね☆
私も先週末は奥多摩で沢登りを楽しんで来ました!
沢はクライミング要素いっぱいなので、暑い夏には最高の遊びです。
是非、沢ウェアをゲットして冷え知らずで楽しみましょう^^/
ウェアはファイントラックがおススメですよ^^
コメントありがとうございます!
きんじさん
ありがとうございます!^^
本当に、ダイナミックで、素晴らしい沢でした!
奥多摩も、色んなフィールドがあるのですねー。
沢ウェアは、ファイントラックを使用してます!
カヤックの時に使用してた、フラッドラッシュ上下を着用してました。
女性の方が、ふくらはぎに巻いて装着するようなウェットを使用されてたのが、非常に魅力的でした!!
色々と、欲しい物が増えそうですー。(汗)
Unknown
私もカヤックで使っていたファイントラックをそのまま流用してます^^
ボイジャーは売っちゃったけど、ウェアは何かと役になっています。
スパッツ(すねあて)はあった方が良いですよ!
水の中で見えない岩にすねをぶつけたりしたときの保護になるし、
ずっと水に浸かりっ放しの足の保温にもなります^^b
夏の楽しみが増えましたね♪
関西の沢にも行ってみたいなぁ~!
コメントありがとうございます!
きんじさん
ボイジャー売られてしまったのですね!
うちも、売れば?という程、カヤックに乗ってませんが、売る勇気もない・・。><
スパッツ、重宝しそうですねー!
検討してみます!^^
関西の沢、まだ初めてなので、よくわからいのですが、今回のところは、迫力満点でした!
また、機会があれば、沢登りもご一緒したいですね。^^