笠置清掃に行ってきました。

普段、遊ばせていただいてる岩場。

これからもずっと、岩場として利用させていただけるように、直接的なことはできませんが、清掃で少しでも力になれればと思い参加してきました。

でも、たくさんのクライマーが集まる日。

気の弱い私たちは、一人でも多くの身内をと、シエスターズのパイセン、ホームジムニートのケバブを同行。

集合時間ギリギリにキャンプ場に到着して、さっそく掃除開始。

頼みの綱の社長を発見して、4人で胸をなでおろしつつ、キャンプ場から岩場までゴミ拾いしながら移動。

紅葉は、ほぼ終了モードの笠置です

良い事なのですが、後方にいたためか、大きなゴミは見当たらず、セコセコと小さいゴミを拾うこと1時間。

流木を燃やす煙にいぶされながら、下流で焚火のお手伝いをしている間に終了時間に。

その後、キャンプ場に戻り、主催者の方や観光課の方の挨拶など。

中でも北山公園での気になる話というのもされていたので、簡単に書いておきます。

◎ブラッシングを必ずする。使用ブラシにも注意。ワイヤーブラシはもちろん、持ち手が金属のものも避ける

◎岩の保護のため、サンダルやアプローチシューズなどでの登攀はしない

◎ハイカーなどの邪魔にならないよう、マットは必要最低限に

などでした。

また今シーズンも北山にもお世話になると思いますので、自分でも十分注意をして、遊ばせていただきたいと思います。

その後、集合写真、観光課の方からの差し入れのジュースをいただき、解散。

みなさま、お疲れ様でした。

と、清掃は終了して岩場へ。

清掃に参加されていた方のほとんどが、岩場へ行かれたので、そりゃもう、たくさんの人。

まずは、手始めにウォーミングガバやフィネスへ。

ケバブのフィネス一撃にガッカリしたり、パイセンの体の柔らかさに改めて驚いたり、みんなでワイワイ。

私も、久しぶりのフィネス再登できてホッといたしました。

で、そんな中、社長がマットの多さ、スポッターの多さから、南裏の大ランジをやろうと。

高い位置からのスタートで、スタンス不明の飛び出しにくそうなランジ課題

ビビり虫の私は、スポッター兼カメラマンで参戦。

フィネス直上にいそしむパイセンを除く、ホーリー、ケバブ、社長の三つ巴戦。

肩書き的には、社長に一抜けしてほしい所でしたが、結局、全員敗退。

一度だけ、上のガバを触ったホーリーが一番惜しかったかな。

また、来年の清掃で再戦してください。

その後は、フィネス直上に打ち込むパイセンを置いて上流へ。

さて、私の本日のメイン課題トランキさんにご挨拶。

ジムではめっぽう強いケバブに一撃でいけよ！と言ったのに、不甲斐ない数トライ。

しっかりせい、ケバブ！

とか言うてたけど、他の方がされてたヒールムーブをパクると、そのままあっさり完登しよった。

あっさり過ぎて写真もなし。

ちゅうか、あのヒールムーブ、全然簡単やと思わんねんけどな。

やっぱ強いな。

その後は、フィネス直上をゲットして上流に到着したパイセンと共にトランキ打ち込み。

ホーリーは親指君。

ケバブはへっつき虫と、それぞれの課題へ。

軟体奥義！スタートからヒールムーブ

私は、一番不安に感じてた、カチ取りが不調という予想通りの展開。

バラせば取れるのに、スタートからやるとダメだったり、打ち込むも、今日は無理かも・・という不穏な空気。

で、ちょっと思い切ってロングレスト。

ホーリーの親指君を見学したり、コーヒー飲んだり。

広東風アンダー返し

前回できんかったアンダー返しができるようになりましたが、上のカチが取れず。

それでも、下部は前回よりも安定してたし、ほんまにウマい！

かっちょいい岩やし、是非登ってほしいなー。

引き続き頑張ってください！

で、しばらくしてから私の再トライ。

賑わってたトランキも少し落ち着いてて、先ほど一緒にトライしてた男性が一人だけ。

やっぱり、スタートからいくとカチが取れん。

しかし、バラすとカチも取れるし、続きのムーブの精度もどんどん上がってる感じ。

でも、スタートからはつなげられん。

というのを、数回繰り返したのち、スタートからやって初めてカチがしっかり持てた！！

で、そのまま完登いただきました

へっつき側にいたホーリー達もかけつけて、下から声援。

みなさんのアドバイスもあり、緊張の上部をクリアして何とか岩の上までいくことができました。

と、ここまでは良かったのですけどね、ここからが醜態オンパレード。

噂のバカボン岩への飛びつき。

これが、思ってた以上×３の怖さで、怖い！怖い！言うて、見かねたホーリーがバカボン岩の上まで上がってきて、

「ここに足置いて！ここ持って！」

と、ご指導ご鞭撻。

しかも、一緒にトランキトライしてたクライマーさんも、バカボン岩の上にチョークバッグ持って上がってきてくれたり。

なんとも情けないフィナーレとなりました。

が！

登れて良かった！

本当に良かった。

一緒に登ってくれてたみなさん、声援くださったみなさん、本当にありがとうございました！

その後は、みんなの親指君を見学したりと、まったり過ごす私。

この手に足は、体が柔らかいだけでは出来ない事が発覚した

みんなの写真撮ったりして過ごすものの、気持ちは完全に下流へ。

「早く社長に報告したい！」

とウズウズしてる所に、ミヤモッサイさんが来て、絶好調な社長が赤いきつねと、黄色い博多をダブルゲットしたと聞いたもんだから、すぐに下流へダッシュ。

絶好調ついでに大ランジにでも再トライしてるかと思いきや焚火に骨抜きにされてる社長を発見。

トランキの話や、きつねと博多話、今後の目標、岩場の話などをしてる内に、焚火の火がどんどん消えて、芯からくる冷え。

雨も降りだしそうだったので上流で鰻トライしているホーリーを迎えに行くと、ブラッシング中ですっかり終了モード。

で、降りだす小雨の中、撤収となりました。

同行してくれたケバブ、パイセンも清掃からご苦労様でした！

ケバブ、次はヨレない内にへっつき登ってしまって！

パイセン、2級グレード更新おめでと！トランキ絶対登れるから頑張ってね！

初めての清掃参加。

本当にたくさんの方が参加されてました。

思ったよりもゴミがなく、清掃のお役にはあまり立てませんでしたが、参加したクライマーの多さは、地元の方などにもきっと良いアピールになっていると思いますので、今後も参加していきたいと思います。

私を含め内気なシエスターズですが、社長のおかげで、たくさんの人とお話しすることもできて本当に感謝です。

ありがとうございました！

良かったら、また別の岩場でもご一緒してください！！

とりあえず、社長のフリを無碍にする訳にもいかんので、記事のタイトルにしましたよｗｗ

なぜか、ボスというあだ名が広がり、肩書きと中身が一致しない状況ですけど、ま、覚えやすいからええか。

と、開き直ってきました。

ま、それはいいんですけど、とうとう一番の目標であるトランキーライザーを登ることができました。

多分、これでようやくスタート地点という感じだと思います。

ここからは、もっと気合を入れていかないと、登れない課題ばかりになってくる事でしょう。

でも、時は満ちた。

立ち向かう覚悟はできたので、しっかり向き合って頑張っていこう！

まずは、ジムトレ。

苦手な１４０度克服、頑張るぞ。

おわり