台風12号の影響で大きな被害を受けている奈良県や紀伊半島。
ニュースなどで見る被害状況は、見覚えのある地域がたくさん。
屋根まで水が浸かったという瀞峡ジェット船乗り場も、土砂崩れで通行ができない道の駅も、美味しいハンバーグ屋さんがあった本宮市街地も、いつも見る風景とは全く違った形でメディアに映し出されていました。
いつも遊ばせてもらってる大好きな地域を襲った、あまりにも大きな被害・・何かできることがないか、と思いにふけるのですが、ボランティアは初体験。
体力はもちろん、復興に関する技術的なものは全くないし、女ゆえ単純に重い物を運んだりするのは男性には及ばない、そして、被害を受けた方とのコミュニケーションなど、本当に自分で役に立てるのか・・という不安がずっとあり、「私、行きます!」と気軽に言えずにいました。
そんな中、お友達のじゅんじゅんさんが夫婦でボランティアに参加するとのこと。
正直、ヘタレに二の足を踏んでいた私をぐっと動かしてくれた大きな出来事でした。
一緒の日に行くことはできませんが、身近な女性がボランティアに参加すると聞いて、私にもできるかも!と思ったのです。
ちなみに、じゅんじゅんさんのブログにボランティアの作業内容を非常に詳しく書かれてますので、参考にどうぞ→ほな、川行こか
そういうきっかけをいただき、ホーリーとも話をして、2人で自分たちにできることがあれば・・と先週の日曜日に和歌山県古座川町に行ってきました。
私たちがおこなってきた作業は、古座川が氾濫し、浸水してしまった果樹園の掃除。
広い果樹園にあるミカンの木を一本一本キレイにすること。
葉っぱや、根っこ、茎にからまった藁やゴミを手作業で除去するという、単純ですが、時間のかかる作業。
果樹園の方だけで、作業しようと思ったら、相当な日数が必要になったと思います。
到着したときは、これは今日中には終わらんな・・という状況でしたが、他での作業を終えた方などが後から
来られたり、ピーク時には30名近くのボランティアでの作業となり、ほとんどの木がきれいな状態になってました。
驚いたのは、ここまで浸水したの?ということ。
木の上の方まで、藁やごみがついてて、被害の大きさを痛感しました。
お昼ご飯休憩の時に、古座川を眺めておりましたが、周辺や川が元の環境に戻るにはまだまだ時間がかかると感じました。
きっと、いまだに情報のない地域や、ボランティアが行けていない地域もあることでしょう。
もし、私のようにできることがないかも・・と不安を感じてる方がいらっしゃったら、ぜひ行ってみてください。
絶対にできることがあると思います。
今回は、私自身にも非常に良い経験になり、行って良かったと本当に思いました。
ボランティアセンターの皆様も、毎日ご苦労様です。おかげさまで、スムーズに作業ができました。
そして、少し離れた地域でボランティアに行かれてた、たつごろうさんもお疲れ様!ボランティア先輩として、いろいろとアドバイスありがとうでした。
大地震も台風も、被害に遭われた方のことを考えると胸が痛いです。
本当に、一日でも早く普段の生活が返ってきますように・・。
ブロメグ
お疲れ様でした
変わり果てた川とその周辺の風景。
映像でしか見ていなかったけれど、実際に
メグさんの目に映った古座川はもっと凄惨な
状況だったんでしょうね。
でも、メグさんたちの活動により、
少しでも早い復興が出来ることを切に
願うばかりです。
いま、現地に飛んでいけない自分が
もどかしい・・・・ そんな今日この頃です。
お疲れさま~
仕事の合間の日帰りボランティア。
疲れたのでは?
本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとう。
(以下の文章は、メグっちの許可を得て、このブログの読者へのメッセージです)
大好きな紀伊半島が豪雨災害に遭って、美しい山が・・川が・・
そして、そこで暮らしていた人々がものすごい被害に遭われて。。
宮川・古座川・熊野川・日置川などをダウンリバーしてみて、紀伊半島が大好きになったカヌーイストとしては、放っておけませんでした。
近畿・東海のカヌー仲間に訴えてみたものの・・なかなか難しく・・
まぁ・・それぞれ家庭もあり、仕事もあり、諸事情もあり、なかなかそう簡単に行けませんよね。。
どうしても行けない事情があれば、後方支援(物資・義援金・支援金)があります。
でも、もし(無理をしてでも)行けるなら・・行って欲しい。
直接支援は、きっと現地の人の「希望」「力」になると思うから。
そして、自分の中でもきっと大きなものとして残ると思います。
考えるだけじゃなくて、動けるって、やっぱり素敵です。
「一日しか行けないから・・(行っても大したことできないし)」と考えている人もいるかもしれません。
でも、「一日しか」行けない人が100人集まれば、一日で10軒の家の泥出しができます。
泥出しなどのようなキツイ作業ではなくても、窓拭きや家具の清掃など女性でもできる作業はあります。
そんな中、じゅんじゅん夫妻が立ち上がり、そしてホリメグ夫妻も「行きます」と言うので、本当に嬉しかったです。
近いようで遠い和歌山ですが、ボランティアバスも出ています。
それなら金曜日の夜に出て、土曜日の夜に帰ってくることもできます。
(日曜日は、お疲れ休みでゆっくりすごす・・とか)
オイラが行っていた本宮町では、土曜日に福井(敦賀)からボラバスツアーで30名ほど来ていましたよ。
「ボランティアに行った」からと言って、偉いわけでも何でもありません。
行けない人も、引け目に感じる必要は全くないと思います。
せっかくの休日だもの、遊びに行ったりして心を開放するのも大切なことです。
災害が起こる度に、現地に駆けつける必要もないと思います。
でも、じゅんじゅんさんが「ここで動かな、いつ動くん?」と感じたように、
自分が「ここぞ」と思った時は、動くべきだと思います。
もし「もやもや」としている人がいれば・・勇気を持って動いてみてください。
きっと自分の中で何かが変わると思います。
オイラも、(東北ボランティアの時に)長野の友人に背中を押してもらいました。
「きっかけ」って、すごい大事だと思います。
このブログの記事が、誰かの「きっかけ」になるといいね。
(長文、失礼しました~)
コメントありがとうございます!
☆tekapoさん☆
こんにちは!
やっぱりテレビとかで見てた映像の方が状況的にはすごかったんです。
だいぶ、日にちも経ってるので、少しは落ち着いた状況だったと思うんです。
それでも、自分の目で見た方が衝撃を受けました。。
現地に行けないもどかしい気持ちわかります。
テカポさんも大好きな場所ですものね。。
元通りになるには時間がかかると思いますが、またいつか、
みんなで漕ぎに行って、たくさんお金落として帰りましょう!!
それも、支援のひとつだと思います。
☆たつさん☆
こんにちは!
長いコメントありがとう!
たつさんの思いはきっと伝わると思います。
ほんと、「きっかけ」はいろんなところに散布しておかんとね。
結局は自発的な行為だと思うので。。
こうやって、発信するのはいいことだと思うねん。
じゃないと、知らない人や、不安な人も多いと思うし。。
たつさんも、ブログやればいいのに。(ボソ)
と、改めて思ったのでした。
きっかけ、つくってますよ
こんにちは。
台風12号の被災地では県外のボランティアは受け付けていない、と聞いていたのですが、この記事を見てそれは間違いなんだと知り、早速この土日に同じく古座川町へお手伝いに行ってきました。
どうやら「県内のみ」は一部地域とか一時期だけだったようです。
古座川町は今日10月2日でボランティアセンターを閉め、今後は依頼があったらそのつど個別に対応していくそうです。とはいえ、最終日の今日もたくさん仕事があり、少しですがお役に立てました。
東北はやっぱり遠くて大変ですが、近くの和歌山でお手伝いできることができて嬉しかったです。ありがとうございました!
コメントありがとうございます!
☆ふじさん☆
コメント、ありがとうございます!
古座川町に行かれたのですね!本当にご苦労様でした!
確かに、最初は県内だけの募集のところが多かったですよね。
読んでいただけて、募集が拡大されたことを知っていただけたのは
私も大変うれしいです。
ボランティアセンターが閉まるということは、古座川町の近辺は
だいぶ片付いてきてると考えていいのでしょうね。
まだまだ、手つかずの地域もあると思いますが、少しずつでも、状況が
良くなってる話が聞けて安心しました。><
今回、「きっかけ、つくってますよ」と言っていただけて、本当に
嬉しかったです。
書いてて良かったな・・と実感しました。
こちらこそ、本当にありがとうございました。
ブログの方も拝見させていただきましたが、東北にもいかれてるのですね、
ほんとに、ご苦労さまです。
遊ばれるフィールドも近そうなので、どこかでお会いできると嬉しいです。
また、のぞかせていただきます!
Unknown
お疲れ様でした。
テレビで和歌山が報道された時、megさんのことを思い出しました。
megさん=カヤック=川=和歌山って図式だったので。
カヤックができる綺麗な場所だったのに、こんなことになってしまってるなんて残念です…
報道はあまり大きくされていないけど、ボランティアの皆さんが作業をされていらしゃったので、ほっとしました。
良かったぁ。以前の素敵な景色を早く取り戻せるよう願っています。
Unknown
☆幸子姫さん☆
お久しぶりです!
私もテレビで見てて本当に衝撃を受けてしまいました。
川もですが、山も被害が大きくて、登山口に入れない場所なども
あるんですよ。
幸子姫さんが描いてくれた図式嬉しいです!
山でも川にもお世話になってる地域なので、私も非常に思い入れが
あるんです。^^
>>以前の素敵な景色を早く取り戻せるよう願っています。
本当に、地震の被害にしても同じですが、私もそう思います。。
被害を受けるのは、一瞬なのに、復興には本当に時間がかかって
しまうものですよね。。