翌朝起きると雲は多いけど、気持ち良さそうなカヤック日和。
今日はジェット船の始発前にダウンリバーを楽しむべく、早起き出発する予定でしたが、前夜の焚き火を楽しみ過ぎて寝坊気味。6時半過ぎにホーリーに起こされ、寝起きのコーヒーを飲みながら、ひとときのまったりタイムを楽しんで出発準備。朝ご飯は途中の河原でとることにし、撤収完了した7時半から本日の川下りがスタートいたしました。
前日の沈の思い出もあって、私はアルピナ2でスタート。ジェット船の始発は8時半に志古を出発するので、約1時間半は動力船のいない川下りを楽しめます。新緑に染まった山々に挟まれて、堂々と川の真ん中を進んでいくのは最高の贅沢!間もなく瀞大橋が見えてきました。小川口の河原には、何組かのキャンパーさんもいらっしゃったので「おはようございま~す」と挨拶しながら、進んでいくものの、どうもカーブの瀬の越え方がしょぼい。。^^;もっとメインカレントに乗って進めばいいのに、壁が怖くて内側寄りになり、エディでくるりん。
こりゃ、改めて講習受けんといかんなぁ。。と実感した今回のダウンリバーでもありました。
その後、瀞大橋を少し下ったお気に入りの河原で朝ご飯。ジェット船で上流に上がっていった時に、この河原でキャンプしようか~と言ってた景観の良い場所なのです。ご飯の準備をしてると早速ジェット船がやってきたのですが、さすがGW突入ですね、始発から一気に3台連続過ぎていきました。う~ん、今日はなかなか厳しそう。^^;
朝食後はジェット船に注意しながら再出発。昨日のうちにコツを掴んだので、瀬で出会うことはないけど、台数が多いので、待機時間が長いのが難点。ほんと、このジェット船さえなければ、最高なのになぁ。。でも、なかったら、この水量は確保されないので、微妙なところですが。。
その後、十津川の合流も過ぎて熊野川に突入。下流に行くほどに、少しずつ道路などの人工物も見えてきますが、ゆったりした雰囲気は変わらずに楽しむことができました。そうこうしてると、あっという間に志古が見えてきたものの、天気も最高潮で、まだ漕ぎたい!欲求がフツフツ。
志古の2キロほど先に三和大橋という橋があって、その下がキャンプ適地になっております。ジェット船の乗船場の志古よりも、三和大橋の方が、カヤックも片付けやすいし、車の乗り入れもできる(リバーマップに記載)ようなので、「私が2キロ歩いて志古まで車取りに行くから三和大橋まで行こう!」とホーリーに提案すると納得。たった、2キロほどですが、ジェット船が絶対に来ない熊野川を楽しむことができました。
三和大橋下の河原から見た熊野川の上流
まだ漕ぎたい気持ちはありつつ「お疲れさーん!」と三和大橋に到着。
あっという間の2日間の川旅が終了してしまいました。初めての単独ダウンリバー&川旅。出発前は心配や不安もたくさんありましたが、何とか無事に終了することができました。
そして、最高に楽しかった!
初心者2人のダウンリバーと考えて、一番に思い出すのはこの事件。。艇をコントロールできない内に川に出ることがどれだけキケンかを考えさせられました。
それでも、出なきゃ始まらない!と、去年の吉野川を下った時に、少し前向きに川に出て行くことを意識しました。そして、今年は良い仲間にも出会えて、少しずつ、川に進出することが出来ています。今回の単独川旅も、色んな方のアドバイスを参考にさせていただきました!みなさん、本当にありがとう!
これからも、技術&知識&経験をもっと向上させて、楽しいカヤックライフを過ごしていきたいと思っております。
危なっかしい2人だけど、暖かく見守ってくださいまし!
と、最高の締めくくりになるはずだったのですが、最後に、三和大橋の河原で我が家の愛車カングーがスタック。。(泣)
2人でヒィヒィ言いながら、ジャッキで車を上げたり、炎天下の下で頑張るも車は動かず。。1時間ほど頑張った頃、三和大橋に上陸したカヤッカーさんが手伝いに来てくれて、何とか脱出。めっちゃ押してくれました。><
本当にありがとうございました。
三和大橋・・四駆でない方はご注意くださいまし。。
ほんとは、三和大橋でもう一泊してもいいねって言ってたのですが、このスタックで疲れてクタクタ。温泉に入って、潮岬を経由して家に帰りました。
一泊二日とは思えない充実っぷり!そして、まぬけっぷり。
やっぱり、我が家はいつもこんな感じですね。
志古で終了してたら、スムーズだったのに!って言わないで。志古~三和大橋間も気持ちよかったから、後悔はなしよ!
次回はもっとスマートな川旅目指して頑張るぞ!(笑)
祝 川旅ゴール
こうして熊野川の風景を見ていると、
やっぱりいいんですよねぇ~
テントを張りたくなる河原がいっぱいで、
川のせせらぎを聞きながら焚き火を楽しんでいる
様子が伝わってきそうです。
早朝の熊野川はほんと静かで、この瞬間こそが
カヌーイストにとっての最高のひとときですね。
そんな情景が目に浮かんできます。
今回は志古から三和大橋までの区間も下られたと
いうことですが、十津川と合流した辺りからの水の
透明度は抜群だったんではないですか。
私も三和大橋から下流は下ったことがないので、
今年こそは河口まで行ってみたいです。
三和大橋の河原はゴロタ石が多いので、2駆の
車ではつらいと思います。
鮎釣り師たちの車はほとんど4駆であり、
車が河原に下りているからっといって
大丈夫だと思い、ついつい行ってしまうと
スタックの恐怖が・・・・
私の車も旧型のセレナですが、一応4駆。
でも最低地上高が普通車並みなので、河原走行では
スタックしないようにスピードを落とさないように
走りました。おかげで車の底を石で思いっきりヒット
しましたが・・・・
錦川の例の事故。熊野川の今回の区間では注意を要する橋はほとんどないけれど、それでも岩への張り付きの危険ポイントはあります。
そこはやはり事前のスカウティングと経験、そして
スキルを積んで、これからのカヌーライフを楽しんでいきたいですね。
危険を恐れていてはなにも出来ないけれど、知ると知らないとでは大違い。事前の情報を入手して、安全に川旅を楽しんでいきたいですね。
素敵な川旅に拍手でする^^
熊野の美しい清流を満喫されたようで、よかったでするよ~(^^)
本当に素敵な川旅でしたるね~(^^)
さて、事故のレポについてでする。
今後のリバーツーリングの参考になればと思い、あえて記さしていただきます。
この事故現場である錦川は私も大好きな清流の一つで、横をカヌー列車が走っているため、私の様な単独カヤッカーには最高の川なんでする(^^)
今回の事故は細利沈下橋でおこったとの事ですが、ここの橋の手前には大きな中洲があります。
さらに中洲の右側は行き止まりになっていて、左側のみ侵入可能です。
つまり、それまでの水量が一気に片側のみに集中するため、脚下部でいきなり流量が早くなります。
これはバランスや方向性を失う要因になるのです。
事故に遭遇された方がどうかご無事である事をお祈りいたします。
今後、橋の手前に中洲がある場合は必ずスカウティングをしてくださいね(^^)
リバーダウンのスタートでは必ず上流に向けてスタートするのは何故か。
前回の古座で少し大きい瀬に対し私が斜めから侵入したのは何故か。
これらを考察すれば、張り付き防止に役立ちまする(^^)
これからも清流を楽しむために、ゆっくりと川と友達になっていってくださいでする~(^^)
機会があれば錦川もご一緒に旅しましょうでするよ~(^^)
一気に・・・
3回分、一気に読ませて頂きました。
まるで自分が川を下っているように愉しませてもらいました。
セーリングカヌーしか持っていないので、やっぱりファルトが欲しいナァと強く思いました。
誰もいない川原での夜の焚き火は至福のときですね。
又多分読み返させてもらいます。
コメント遅くなりました~!
☆tekapoさん☆
そうなんです~!ここもいいね~っていう河原がたくさんありました。
ジェット船に乗っちゃったので、ある程度目星をつけてしまってた
部分もありますが、下りながらのキャンプ地選びも楽しそうだなぁと思いました。
早朝は、ほんと良いですね!
最高に気持ちよかったです。
ジェット船も来ないし、めっちゃ贅沢!
良い時間を過ごせてよかったです!^^
三和からの下流も気持ち良さそうだなぁと帰りの車から見てました。
コンディションもよかったので、三和大橋で終了するのが、もったいなかったです。
河口までは、体力要りそうですが、いつか挑戦してみたいなぁ!
そうそう、三和大橋のスタックは良い勉強になりました。><
(って、勉強ばっかりの我が家・・学習能力を身に付けにゃいけませんね!)
大丈夫かなぁ?って思いながら進入したのですが、やっぱりストップ。
う~ん!背の高い四駆欲しいなぁ。。
それからは、河原恐怖症で、先日行った宮川の河原でもビクビクしてました。(笑)
ま、ウチはそれ位の方がいいのかもしれないけど。。
>>錦川の例の事故。・・・
スカウティングと経験、そしてスキル・・まさにその通りですね。
まだまだ、スカウティング能力も、艇のコントロールも未熟な私達なので、これから
もっと経験を積んで、成長していけたらいいなぁと思ってます。
今回の熊野川で、自分達に足りないものが少しわかったような気がします。
単独で行ったからこそ、明確になった部分もあるので、すごく良い経験でした。
今回の旅が、大きな一歩目になる気がしたので、敢えて、今回のレポに、あの事故の
記事をリンクさせてもらいました。。
自分にできること、できないことをちゃんと理解して、無理せず、それでも、少しの冒険心を
持って、楽しんでいければいいなぁと思っています。
☆スローライフさん☆
はい!本当に良い状況で熊野を満喫することができました!
最高の一歩目となりました。^^
色々と、ありがとうございました!
事故の詳細・・ご説明ありがとうございます。
こうやって説明していただけると、どういう状況が危険なのかが
よく理解できます。
何となく、橋脚は危険という知識はあるけど、その前の流れや、
川の状況によって作られるものなのですね。。
当たり前のことですが、いつも、言われて気づきます。
>>リバーダウンのスタートでは必ず上流に向けてスタートするのは何故か。
>>前回の古座で少し大きい瀬に対し私が斜めから侵入したのは何故か。
これは・・川の流れに乗りやすくするため?
バウが持っていかれないため?とか・・
っていうか、それ位しか思いつかないです。。私。。><
もっと、考察してみます。。
なので、今度ヒントくださいね。(笑)
川と友達っていいですね。^^
いつか、なれるようにゆっくりと楽しみながら、アルピナ1で沈して成長しますね~。(笑)
>>錦川もご一緒に・・
お~!是非行ってみたいです!
カヤック列車乗ってみたいなぁ!^^
☆かつおさん☆
いらっしゃいませ~!
一気に読んだら結構くどそうですが、大丈夫でしたか?(笑)
読んでいる方に、気分を味わってもらえるのは、醍醐味です!
ありがとうございます!
住宅事情でリジットが置けないという理由が大きかったですが、
今は、ファルトにして良かったと思ってます。
電車も乗れますしね。^^
河原での焚き火は本当に贅沢でした。
あぁ~気持ちよかったなぁ!って今も思い出します。^^
>>又多分読み返させてもらいます。
わぁ!嬉しいです!
それまでに、新しい記事も書かなきゃ~!(笑)
Unknown
2年前、日高川でスタックしたことを思い出しました(笑)。
たしか、エクストレイルの兄ちゃんたちに助けてもらったので
手持ちのビール全部をお礼に渡したな。。。
やっぱり冬山でもそうですが趣味柄四駆は必要ですね。
熊野川は予想以上によかったですね、夏に釧路行こうかと思ってましたが、たぶん熊野再訪に変更になりそうです。
コメントありがとうございます!
☆w2goさん☆
あら、スタック仲間ですね。(笑)
うちも、残りのビールを全部お礼に渡しました!
一緒や~!って読んで笑っちゃいました。^^
ほんと、四駆の方が絶対便利だろうなぁってつくづく思います。
w2goさんのは、四駆じゃないんですか?
かっちょいいドイツ車でしたよね~。
見た目も、性能も、財布にも優しい車があればいいのですが。。
熊野は絶対また行きたい場所ですね。
でも、釧路もいいじゃないですか~!
北海道行きたいなぁ!