烏帽子岩でルートクライミング

今回はボルダーではなく、初のルートクライミングで外岩。

ちゅうか、無謀では?
と、自分たちでも思うくらいの、いきなりの外岩。

だって、PUMPのボルダーをヨレヨレになるまで遊んだ後に登ったトップロープ×2本。
ルートの経験はこれだけ。
しかも、リードクライミングは未経験。

大丈夫か!?

と、不安もいっぱいでしたが、「大丈夫!大丈夫!トップロープで登らしたる!」という、ベテランクライマーの心強い言葉につられて、初ルート外岩行ってきました。

あ、その前に、トップロープやらリードやらって何?
って、思う人もいるかもなので、超簡単に説明。

クライミングの中で、ロープで安全確保しながら登るのがルートクライミング(or ロープクライミング)。それに対し、下にマットを敷いて安全確保するのがボルダリング。
ロープを使うルートの中でも、すでにロープがかかった状態でゴールを支点として、引っ張ってもらってる状態で登るのがトップロープ、自分でロープをかけ、登りながら安全確保していくのがリードクライミング。

です。
あっちゃん、わかった?

と言っても、私、現在パキリ中。

指がいかんとも、痛い、痛い、痛い。

ジムも一応通ってますが、アップ程度しか登れないような状態で、一度はお断りした外岩でしたが、ハイキング気分で来たらええやんと言ってもらい、見学するつもりで出向。

今回は、シエスターズのT西さん、K本さん、ホーリー、私の4人体制。

しかも、私&ホーリーはルート用の道具を一切持っていないので、ハーネスやら、ロープ、ヌンチャクなどは、すべて貸していただき、殿様クライミング。

で、向かった場所は裏六甲の烏帽子岩。
今回は車でのアプローチでしたが、電車で行けば、道場駅。
クライミングしてない頃から知ってたクライミングのメッカですよ!
まさか、自分がクライミング目的で来ることになろうとは・・。

で、到着した岩場は迫力満点。

普段はボルダーしか見ることがないので、目の前を覆い尽くす岩壁は圧倒されるもんがありました。

で、アップはタイムトンネルっていう課題。
ちゅうか、いきなりグレード5.10aって。。大丈夫か?

ロープの結び方など、基本的なことを教えてもらった後、T西さんが、最初に登ってヌンチャク&ロープを巧みに使いながら登り、トップロープのセッティングしてくれました。

そして、いざトライ。


簡単そうに見えるけど、意外に持つとこないねん

そんなホーリーを支えるのは私。


核心はビレイヤーを信頼する心

ホーリーは、トップロープですが、見事に完登。

指が心配な私でしたが、ここまで来たら登りたい!!

という事でトライするも、かなり手こずる。
指も痛いねんけど、それ以上にクライミング力がないという感じ。


準備万端でトライ!と思ったらサンダルのままやった、ルートあるある。

その後、何度もトライした結果、一度テンションかけてしまったけど、何とか上まで登れた時は、アドレナリン出まくった!!

登り終わった後、ジンジンと痛む指。

でも、登ってる時は夢中で痛みも忘れてた。

この感覚、めっちゃ久しぶり!

やっぱり、外岩は最高に楽しい。

お次は、5.9の「アフターバイト」。
グレードでいえば先ほどよりも易しめ。

ホーリーは、トップロープであっさりと登り、「リードでもいける!」とお墨付きをもらったので、同じ課題をリードで再トライ。
1本目のクリップに手間取ってたけど、2本目からはスムーズで、見事に完登。


ロープを噛んだりしたのは、雰囲気づくりやろ?

いいなー。

リードやってみたいなー。

「トップロープと全然違う!絶対リードが楽しい!」と興奮気味のホーリーを横目に、ひたすらトップロープに挑戦する私。
いつか、外岩リードデビューできるように、ジムで練習します。。


ちゅうか、トップロープでも危なっかしい私

この後、休憩をはさんで、怖いと噂のスラブ課題5.9「太陽がいっぱい」

今回もT西さんが先頭。


ビレイヤーはK本さん。教え方が本当に上手な、みんなの師匠です

途中、T西さんすら掴むところのなさに、ムーブに悩んでる箇所があって、見てる私もヒヤヒヤ。
ちゅうか、これ私やるんか?

そんな尻込み中の私をよそに、ホーリーは今回もリードでトライ。


望遠レンズ持って来てるの思い出した頃

核心でテンションかけてましたが、ゴールまで登り切ってました。

で、続きましてトップロープの私ですが、その名前の通り、太陽がいっぱいでヌメヌメになる岩、ジリジリと照らされてアツアツになる背中、高さにビビッて持ち過ぎでジンジン痛む指。

と、好条件が重なって、見事に敗退です。

みんなに健闘した!と褒めてもらったけど、トップロープで敗退とは情けない。。
何度テンションかけてでも登りきるべきやったと今は思うけど、あの時は怖くてアカンかったな。

この高さで何もないってスラブ怖すぎ。

でも、バランスうまくとって、足を使って登って行くのは面白かったので、もう少し良い季節になったら、また挑戦したい課題です。

ここで指が限界を迎えた私は大人しく見学へ。

みなさんは、5.10cウィングへ。


1ピン目まで高さもあって、見てるだけでハラハラした

ボルダーやったら、登れそうな課題やったけど、このハング越えができずに、残念ながら敗退。

続きまして、5.11aジャスティス。

そろそろ疲れも出てきたホーリーはトップロープで。


得意のパワー系?

驚きのヌメリで、何度かテンションかけてましたが、ゴールまで登り切ってました。

半端ないヌメリだったそうですが、だって、こんなに素晴らしい天気やったもんね。


カンカン照りとは、この事です

その後は、4時頃に撤収して帰路へ。
3連休の〆渋滞にハマりながらも、無事に帰宅できました。

まだまだ力不足ですが、こうして外岩に連れ出してくれる人との出会いにも感謝。

T西さん、K本さん、本当にありがとうございました!

また、宜しくお願いします!!

ま、最初のアプローチでは引くほど暑かったですが、日蔭は意外と風が吹いたりして涼しかったのですよ。

ただし、陽の当たる壁に登り出すと暑く、日向でのビレイも死ぬほど暑かった。

でも、めちゃめちゃ楽しかった!!

ボルダリングも楽しいけど、並行してルートクライミングも楽しみたいなー。

っていうか、早くリードクライミングやりたいなー!!

と、その前に、早く指なおれー。

おわり

烏帽子岩でルートクライミング” に2件のコメント

  1. 裏六甲にこんなところが!
     ご無沙汰しています。さすプーです。
    クライミング、難波の好日山荘でも、人気のようです。
    交野の星のブランコにも大きなものがあったと
    思います。私の場合、重量過多ですので、握力のない
    手で耐え切れないような感じです。逆上がりもまともに
    できませんし。
     さて、先週の3連休に、妙高山に登ったのですが、その
    帰りに御嶽山南嶺にある自然湖に行って、カヤックをしてきました。湖面に霧がかかり、枯れ木が水面を突き
    出ていて、とても神秘的な感じがしました。毎日、講習
    会もやっていました。隣の集落では、御嶽山100kmマラソンが開催されていて、ゴール寸前のへろへろなランナー
    をたくさん見ました。

  2. コメントありがとうございます!
    ☆さすプーさん☆

    ご無沙汰しております。

    難波の好日といえば、グラビティーリサーチですね。
    ボルダーの方だけやりに行ったことあります。
    ちなみに、クライミングに握力は必要ないですよー。
    逆上がりは体幹が関係するのかな?

    体系に関係なく始められるので、良ければ体験してみてください。^^

    自然湖、いいですねー。
    一度行ってみたいのですが、なかなか機会がありません。
    100キロマラソンとは、またスゴイですねー。

    3連休、天候良かったですねー。
    予報が外れて良かったですよね。
    お疲れ様でした。^^

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